お裾分けが巡る季節

春の旬な野菜といえば、やっぱりたけのこ。

富士宮では、内房地区のたけのこが美味しいことで有名で、毎年開催される”内房たけのこ桜祭り”には、朝早くから販売の行列ができるほどだとか。(こども連れで行列に並べず、一度も行けたことがないので噂だけは耳にしています。笑)

 

そんな“たけのこの名産地”が近くにある、ここでの暮らし。

 

春になるとご近所さんや友人から「茹でたから食べる?」と、アク抜き済みのたけのこをお裾分けしていただく機会も多く、たけのこ好きにはなんとも嬉しい季節でもあります。笑

 

…なのですが。

 

今年はなぜか、

「きっとそのうち、どこかからいただけるだろう😍」

という謎の期待をして待っていたのがいけなかったのか(笑)、たけのこ料理が続いて困るわ〜!という嬉しい悲鳴をあげることもなく、春が過ぎていきました。

 

結局、「やっぱり旬を食べたい!」と、今年は珍しく自分でたけのこを購入して食べていたのです。

 

春の終わりにやってきた、“破竹ラッシュ”

そんなふうに、

「あぁ、今年のたけのこの旬も終わったんだな」

と思っていた頃。

 

「移住した後のコミュニティランチ会」に、リピーター参加者さんが、たくさんの“茹でた破竹(はちく)”を持ってきてくださったのです✨

 

参加者皆さんと一緒に、喜んで持ち帰らせていただき、ありがたさにほっこり☺️

 

ただ、その時の私は、

“破竹”というものをよく分かっていませんでした💦

 

ランチ会のあと、空き家を見せていただく予定があり、そのまま伺うと、空き家のオーナーさんが、庭先で「パキッ、パキッ」と何かを手で折っている姿が。

 

「え?たけのこって、鍬で“えいや!”って掘るものじゃないの??」

そんなイメージしかなかったので衝撃でした👀

 

聞けば、それは“破竹”というもので、一般的な”たけのこ”とは違うのだとか。

 

手で折るように収穫できて、新鮮なうちに処理すれば、アク抜きも不要。

そのまま茹でるだけで食べられるそう。

知らないことを、またひとつ学べた瞬間でした✨

 

…へぇ〜と関心していると、

「持っていく?」

と、オーナーさんがその場でパキパキとさらに破竹を折りはじめ、気づけばあっという間に大量のお土産が。笑

欲しい時には来なくて、重なる時には重なる

すでに“茹でた破竹”を大量にいただいていたにも関わらず、今度は「茹でる前の破竹」をさらにたくさんいただくことに。笑

喉から手が出るほど欲しい時には巡ってこず、

いっぱいある時に限って、さらにやってくる。

これぞ、田舎暮らし…!?😂

 

その帰り道、

こどもを迎えに行く途中で、同じくお迎えへ向かうご近所さんとばったり遭遇。

「こんなにたくさん、我が家だけで処理しきれるかな…」

と、少し途方に暮れかけていたところだったので、思わず、

「破竹たくさんいただいたんですけど、食べます〜?」

と声をかけると、

「いただこうかな♪」と快くもらってくださり、なんだかこちらまでホッとした気持ちに。笑

 

気づけば今度はこちらがお裾分けする側。

お裾分けのお裾分け。

“たくさんあるから困る”が、

“みんなで分けたら嬉しい”に変わっていく。

こうやって季節のものが、人から人へ、会話と一緒に地域の中を巡っていくのも、田舎暮らしならではの景色なのかもしれません☺️

 

なんだかとても象徴的な出来事で、ブログに残したい!と思う出来事でした♪

 

帰宅後は、インターネットで調べながら、せっせと皮むき。

茹でて、冷まして、食べきれない分は砂糖をまぶして冷凍保存。

先に茹でられた状態でいただいたものを、まずは土佐煮にして食べてみたら、いわゆる“たけのこ”とはまた少し違う、コリコリとした食感。

「これがメンマの材料か…!」と妙に納得しました。笑

次はぜひ、出回っているようなメンマとして味付けして食べてみたいと思っています。

歩けば旬の食材に出会える暮らし

富士宮で暮らしていると、

スーパーだけでは出会えない旬の食材や、

「今採れたからどうぞ〜」というやり取りが、日常の中に自然とあります。

(写真は、一年前、息子たちがお散歩中に収穫作業中のご近所さんにいただいたたくさんのお野菜。)

歩けば旬の食材に出会う。

そんな豊かな自然と、

“良かったら食べる?”と気軽に分け合ってくださる地域の皆さんの温かさ。

改めて、この土地の暮らしの豊かさを感じた春の日でした☘️

 

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