柚野の未来、静かに始まった夜
懇親会で感じた“本気の里山づくり”の熱量
先日、柚野移住定住推進委員会の会議と、年忘れの懇親会を開催しました。
協議会が発足してからまだ3年ほど。
富士宮市内ではいちばん新しい移住定住の集まりです。
それでもこの夜にあらためて感じたのは、
「柚野の熱量は、どこにも負けていない」
ということ。
懇親会では、約15名のメンバーが一人ひとり、
“未来の柚野に見たい景色”を語り、
そこから生まれたアイデアがどれも本気で、深く、そして広がっていく時間でした。
今日は、その中から特に印象に残った部分を、ほんの少しだけご紹介します。
里山の未来をつくる「教育」の話
「学校がなくなったら、この里山の存続は難しい。」
そんな強い危機感と共に語られたのが、
“この地域ならではの自然を生かした教育”という視点でした。
保育園から小・中学校までを切れ目なくつなぎ、
単なる小中一貫ではなく、
保育園も含めた一体的な学びの場 をつくることができたら――。
里山で育つこどもたちが、
自然の中で学び、その価値を次の世代へ受け継いでいけるような、
そんな柚野らしい教育の未来について話が広がりました。

里山を未来に残すための整備と“バランス”の話
柚野の魅力は、美しい里山と静かな自然。
ただ、その「いいところ」が広く知られるほど、
観光地としての発信が増えることには、実は危険性もあります。
この夜は、里山の整備、オーバーツーリズム対策、
暮らしと観光のバランス、そして
“孫の世代まで受け継げる地域・活動であること”
といった未来のための大切な視点が語られました。
柚野らしい、“長く続く里山のあり方”を考える時間だったのが印象的でした。

働く場所をこの地域でつくっていく、という課題と動き
「移住するには、働く場所が必要だよね」
そんな現実的な視点から、
今ある地元の事業所と移住者をどうつないでいくか という話が出ました。
実際の動きとしては、柚野にある事業所に、
移住者の働き先として受け入れてもらえるよう交渉を進めている、という共有もありました。
新しい産業をゼロから生み出すだけが“仕事づくり”ではなく、
地域の事業所の力を借りながら、移住者の暮らしを支える仕組みを整えていくこと。
それこそが、持続可能な地域づくりに欠かせない、大事な視点 だと感じた場面でした。
音楽を軸に、地域がつながる未来
「音楽をもっと大事にしたい」
そんな一言から始まった話は、想像以上に大きく膨らんでいきました。
音楽の得意な人も、これから始めたい人も、こどもも大人も、おじいちゃんおばあちゃんも、
誰でも参加できる“音楽でつながる地域”をつくれたら。
その瞬間、懇親会の空気が一気に明るくなり、会場全体がふわっとひとつになりました。
音楽には、年齢も立場も関係なく、人と人を自然と近づけてくれる力があります。
こどもも大人も、移住者も地元の方も、音楽をきっかけに自然につながる未来。
これこそ、この夜の“ワクワク”を象徴する場面でした。
ここではまだ書けない“未来の構想”もたくさん
この夜だけでなく、何気ない打ち合わせの中でも、柚野ではワクワクする未来案が次々と生まれています。
どれも現実味があって、もし形になれば
「未来の里山モデル」と呼ばれるような可能性を秘めたものばかり。
ここではまだ詳しく書けませんが、少しずつその芽が動き始めているのを感じます✨
なぜこんなに議論が深いのか?
それはきっと多様で頼もしいスペシャリストが集まっているから。
この夜の議論の濃さは、
そのことが大きな理由なんだと、改めて実感しました。
教育、農業、観光、建築、商い、行政、ものづくり・・・
どの話題が出ても、誰かが専門的に答えられる。
柚野の移住定住推進委員会は、そんな心強いチームです。
柚野は最も新しい移住定住エリア
富士宮市には稲子・猪之頭・青木平といった移住定住のチームがあり、
どこも地域のために本気で活動しています。

その中で、柚野は最も新しく発足した協議会。
でも──熱量だけは、どこにも負けないと思っている。
この夜、そこにいた全員がそう感じていたはずです😌

地域の大先輩とつながれることが何よりの財産
そしてもうひとつ大切なこと。
この委員会の活動を通して、地域の大先輩方とつながれることが、本当に大きな宝だと感じています。
何十年もこの地を守ってきた方の言葉には、時間の重みと、地域への深い愛があります。
未来を語りながら、世代も経験も超えてつながれること。
これこそ、地域で活動する醍醐味だと感じました。
この夜に見えたもの
この夜に見えたのは、“これからの地域づくり”のヒントでした。
懇親会は、単なる年末の集まりではなく、
里山の未来やこどもたちの育ち、地域の仕事づくりなど、
これからの暮らしをどう守り育てていくかを語り合う場に。
柚野にはまだまだ伸びしろがあり、
その小さなアイデアや試みは、時間をかけて確かな動きになっていくはずです。
一年後、二年後には、今よりももう少し、地域での取り組みが広がり、
暮らしの中に自然と笑顔が増えている──そんな未来が思い浮かぶ夜でした😌
そしてもし、こうした地域づくりの“現場の空気”を感じてみたい方がいたら、
移住定住推進委員会のメンバーや、市内の地域づくりに関わる方々に、ぜひ会いに来てください。
どの地域でも、いつもの雰囲気のまま、気軽に迎えてくれますよ✨

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お問合せ&お知らせ
Koti Fuji home advisor 移住&住まいアドバイザー 中村史織
TEL:090-6613-2430 / Mail : kotifuji@gmail.com
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