家族でFujinomiya Lifeを満喫中♪~富士宮っ子はぐくみ隊!のつぶやき~

小澤俊夫講演会に参加しました♪

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  • 市のとりくみ

こんにちは。静岡県富士宮市で子育てを満喫中♪富士宮っ子はぐくみ隊!のこんちゃんです。先日、富士宮市立中央図書館開館30周年記念の児童文学講演会に参加しました。
講師はなんと!昔ばなし研究の第一人者、小澤俊夫先生でした。言わずと知れた、指揮者小澤征爾さんのお兄さん、歌手小沢健二さんのお父さんです。

講演では昔話や児童文学のお話から子育てのヒントになるようなお話しをしていただき大いに参考になりました。

心に残ったのは、もみの木のエピソードです。
ある日、先生のご自宅の庭のもみの木が剪定されて、バッサリ切られてしまったけれど、その後伸びてまた元の形に戻ったという話を引き合いに、こうありたいという意志が木にあるように、子どもたちにもそういった意志があるのだそうです。そして、思春期の頃までに3つの自覚が芽生えていれば、子どもたち自らの力で育っていくというお話しでした。

3つの自覚とは、
・自分が愛されている自覚
・自分が信頼されている自覚
・自分の価値が認められている自覚
です。

この3つの自覚を育てるには、日ごろから子どもたちと会話をすることが大事で、子どもの話に相槌を打ちながらよく聞いてあげましょうということでした。

子どもの成長を大人の余計な一言で邪魔をしてはいけないということ。生きている間しか声で伝えられないのに、それが「早くしなさい」とか、「あれはダメ、これはダメ」などの規制するようなことばかり言うのはもったいない。もっと会話を楽しもう。子どもとの楽しい会話が自然と子どもを成長させていく。そして会話と共に昔話や児童文学などのお話をしてあげましょう、ということでした。

もう一つ心に残ったのが、「反抗期」という言葉を「自立期」と表現すること。子どもは反抗しているのではなく、親から自立しようともがいているのだから、子どもが「自立期」を迎えたら、親は子どもを信頼しそっと後押ししてあげるのが大事だということでした。

これからも子どもたちとの会話の重要性を意識しながら、子どもたちと接していきたいと思います!

※このレポートは富士宮っ子はぐくみ隊!のブログにも掲載しています。
ブログには写真もたくさん載っていますので、どうぞご覧ください。
https://ameblo.jp/hagukumitai/entry-12554286665.html